紅花油(サフラワー油)とは?特徴・健康効能・リスク・おすすめ商品

紅花と紅花油

紅花油とは、紅花の種子から抽出された油で、サフラワー油とも呼ばれています。
あっさりとした味わいで、炒めものや揚げ物はもちろんのこと、ドレッシングにも使える便利な調理油です。

ごま油やオリーブオイルなどと比べ、味や香りにクセがなく、強い味や香りが苦手な人でも安心して使うことができます。

また、紅花油は成分の違いによって、ハイリノールタイプとハイオレイックタイプの2つに分類でき、ハイオレイックタイプの方が健康リスクが低く、日々の調理油におすすめです。

紅花油にはこのような特徴や選び方のポイントがありますが、紅花油の具体的な成分や効能、危険性などについてもっと深く知りたいという人もいるでしょう。

実際のところ紅花油には、多くの効能がある反面、必ず知っておくべき危険性も存在します。

また、日々の調理油に紅花油を使えるかどうかを検討するにあたっては、他の植物油と比較しながら考えたいという人も多いでしょう。

そこで本記事では、

  • 紅花油の特徴
  • 紅花油の効能と危険性
  • 紅花油と他の植物油の違いを示した一覧表
  • 紅花油(ハイオレイックタイプ)をおすすめする理由
  • おすすめの紅花油(ハイオレイックタイプ)商品

など、紅花油のすべてをどこよりも分かりやすくお伝えしていきます。

本記事を読めば、紅花油について網羅的な知識を得ることができ、紅花油を日々の調理油に利用するかどうかを決めることができるでしょう。

1.紅花油(サフラワー油)とは?

紅花畑

紅花油とは、紅花の種子から抽出された油のことで、サフラワー油とも呼ばれています。

あっさりとした味わいで、炒めものや揚げ物はもちろんのこと、ドレッシングにも使える便利な万能油です。特に紅花油で揚げ物を作ると、カラリと揚がる上に味も脂っこくなり過ぎないとの評判です。

スーパーや通販でいつでも手に入れられ、価格も比較的高価ではないため、日常使いの調理油として人気があります。

紅花油には、成分の約8割がリノール酸で作られているハイリノールタイプ成分の7割から8割がオレイン酸で作られているハイオレイックタイプの2種類があり、元々はハイリノールタイプの紅花油が主流でした。

リノール酸を摂取することが健康にいいと言われ、「体にいい植物油」としてハイリノールタイプの紅花油が積極的に使われていた時期があるのです。

しかし、近年では、リノール酸の過剰摂取のリスクの方に注目が集まり、問題視されるようになってきました。そのため、リノール酸の含有量を大幅に抑えたハイオレイックタイプの紅花油が主流になってきています。

次章以降からは、紅花油(サフラワー油)の効能や危険性について詳しく解説していきます。

2.紅花油(サフラワー油)の効能

紅花油には、ハイリノールタイプ、ハイオレイックタイプに関わらず、リノール酸、オレイン酸、ビタミンEが含まれています。

そのため、紅花油の効能としては下記のようなものが挙げられます。

  • 皮膚炎の予防(リノール酸)
  • 動脈硬化の促進に影響のある悪玉コレステロール濃度のみを減らす(リノール酸、オレイン酸)
  • 酸化防止作用により細胞のダメージを予防(ビタミンE)
  • 免疫機能を高めるサポート(ビタミンE)
  • 血管拡張を促し、血管内で血液が凝固するのを予防(ビタミンE)

紅花油は、どちらのタイプを選んでも適量を摂取することで上記のような効能が期待できます。

しかし最近、ハイリノールタイプの紅花油に関しては、摂取することで得られる効能より危険性の方が強調されるようになってきました。

次章からは、紅花油の危険性について詳しくお伝えしていきます。

参考
※ 不飽和脂肪酸|e-ヘルスネット(厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト)
※ 農林水産省「脂質による健康影響」
※ 厚生労働省『「総合医療」に係る情報発信等推進事業』「総合医療」情報発信サイト|ビタミンE』

3.紅花油(サフラワー油)の危険性

リノール酸の含有量が多いハイリノールタイプの紅花油を日々の調理油として利用すると、オメガ6系脂肪酸(リノール酸)の過剰摂取のリスクが高まり、生活習慣病などの病気の原因となる可能性があります。

そのため、オメガ6系脂肪酸(リノール酸)の含有量を大幅に抑えたハイオレックタイプの紅花油を日々の調理油として利用するのがおすすめです。

ハイオレイックタイプの紅花油については5章で詳しく紹介しますが、ここではハイリノールタイプの紅花油の危険性をもう少し詳しく解説しておきますね。

人が1日に必要とするオメガ6系脂肪酸(リノール酸)の基準量は、厚生労働省の日本人の食事摂取基準(2015年版)によると下記のように策定されています。

n-6系脂肪酸の食事摂取基準表

出典:『日本人の食事摂取基準(2015年版)』厚生労働省

オメガ6系脂肪酸は、体内で合成できない必須脂肪酸であり、日本人はオメガ6系脂肪酸の約98%をリノール酸で摂取しているため、リノール酸を日々の食事から摂取することは健康維持のために大切なことです。

しかし、実は私たちが日頃何気なく食べている白米や肉や卵、さらにはほとんどの菓子、パン、マヨネーズ、カップ麺、総菜やファストフードなどにはリノール酸が含まれています。

例えば、18歳から69歳の女性のオメガ6系脂肪酸(リノール酸)の摂取目安量は8gとされていますが、これは、白米3杯と肉150g程度で達成できてしまいます。他にも卵、加工品、マヨネーズなどを日頃から食べているような通常の食生活を送っていれば、まず不足することは考えられません。

それどころか、多くの日本人は明らかにオメガ6系脂肪酸(リノール酸)を過剰摂取している傾向にあるのです。

オメガ6系脂肪酸(リノール酸)の過剰摂取の危険性については『Cholesterol負荷マウスの血清および大動脈脂質に及ぼす食餌性脂肪の影響 ―リノール酸摂取量との相関―』『アレルギー反応性軽減に有効な摂取脂肪酸のn-6/n-3比』などの論文にて、下記のようなことが示唆されています。

  • 善玉コレステロールを低下させて生活習慣病のリスクをアップさせる
  • アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー性炎症疾患を引き起こす

以上のことから、ハイリノールタイプの紅花油を利用することは、ただでさえ過剰摂取気味のオメガ6系脂肪酸(リノール酸)をさらに摂取することにつながってしまい、生活習慣病やアレルギーのリスクを高める可能性があると言えます。

そのため、リノール酸の含有量が多いハイリノールタイプの紅花油を日々の調理油として利用することはおすすめできません。

オメガ6系脂肪酸(リノール酸)の含有量を大幅に抑えたハイオレイックタイプの紅花油であれば、過剰摂取のリスクが回避できます。

紅花油を使うことを検討している人は、5章で紹介するハイオレイクイックタイプの紅花油を選ぶようにしましょう。

4.紅花油と他の植物油との違いを表でチェック!

様々な油の瓶

紅花油についてより深く理解するために、他の代表的な植物油との違いを一覧表でチェックしてみましょう!

<植物油一覧表>

植物油一覧表

<脂肪酸から植物油を分類>

オメガ6系脂肪酸(リノール酸)中心・・・紅花油(ハイリノールタイプ)、サラダ油
オメガ6系脂肪酸(リノール酸)と一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)中心・・・ごま油
一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)中心・・・紅花油(ハイオレイックタイプ)オリーブオイル、キャノーラ油
オメガ3系脂肪酸(α-リノレン酸)中心・・・えごま油

この表から分かるように紅花油は、他の植物油と比べてもあっさりとした味わいでクセが少なく、調理方法も問わないため、日々の調理に非常に使いやすい油ということが分かります。

特にハイオレイックタイプの紅花油は、「健康にいい」と言われているオリーブオイルと同様オレイン酸を中心に作られている上に、オリーブオイルよりも味や香りのクセが少ないというメリットがあります。

「健康リスクの低い植物油を使いたいけど、味や香りのクセが強いものは苦手」という人は、次章で詳しく紹介するハイオレイックの紅花油をぜひ試してみてくださいね。

参考
※ e-ヘルスネット(厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト)「不飽和脂肪酸」
※ 厚生労働省『「総合医療」に係る情報発信等推進事業』「総合医療」情報発信サイト|オメガ3系脂肪酸
※ e-ヘルスネット(厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト)「抗酸化物質」
※ 厚生労働省『「総合医療」に係る情報発信等推進事業』「総合医療」情報発信サイト|ビタミンE』
※ 厚生労働省「トランス脂肪酸に関するQ&A」
※ サントリー(株)健康科学研究所「セサミンの抗酸化作用(ビタミン・パイオファクターの新展開 : 健康と食)」

5.紅花油はハイオレイックを選ぶのがおすすめ

中華鍋に注がれる紅花油

紅花油にはオメガ6系脂肪酸(リノール酸)の含有量を大幅に抑え、オレイン酸が成分の大部分を占めるハイオレイックタイプのものがあります。紅花油を日々の調理油として利用することを検討している人は、こちらのタイプがおすすめです。

ハイオレイックタイプの紅花油は、リノール酸の含有量を大幅に抑えたハイオレイック種の紅花から作られていて、成分の70%から80%がオレイン酸、その他の成分はリノール酸やビタミンEから作られています。

ハイリノールタイプの紅花油と含まれている成分自体は基本的には変わりませんが、過剰摂取により生活習慣病の原因となることが示唆されているオメガ6系脂肪酸(リノール酸)の含有量が大幅に減っているところが大きなメリットです。

また、成分の中心であるオレイン酸には、悪玉コレステロールの濃度を下げる効果があり、『高度不飽和脂肪酸とオレイン酸の健康栄養機能』という論文では、心臓病リスク低減作用についても言及されています。また、今のところ、オレイン酸には摂取することによる大きなデメリットも見つかっていません。

これらのことから、紅花油を利用することを検討しているのであれば、ハイオレイックタイプのものがおすすめなのです。

ハイオレイックタイプの紅花油の中でも、特におすすめしたい商品が創健社の『べに花 一番高オレイン酸』です。下記の基準を満たしていて安全性が高いため、自信を持っておすすめしたい紅花油です。

  • 成分の8割近くがオレイン酸
  • 製造過程で化学溶剤を利用していない(危険な薬剤などが油に混入する可能性が低い)

 

創健社『べに花 一番高オレイン酸』

べに花一番高オレイン酸のパッケージ

出典:Amazon

<創健社 べに花一番高オレイン酸の特徴>

  • オレイン酸を約77%含む
  • 化学溶剤は使わず、圧搾法により種子を押しつぶして抽出されている
  • 抗酸化作用のあるビタミンEを豊富に含む
  • 炒め物や揚げ物、ドレッシングなど何にでも使いやすいフレッシュな味わい

ハイオレイックタイプの紅花油は、ハイリノールタイプの紅花油と比べて健康へのリスクは低いといわれています。

しかし、多く摂取すればするだけ健康にいいということはなく、どんな植物油でも過剰摂取にはリスクもつきものです。そのため、1日大さじ1杯弱程度を目安に摂りすぎには注意するようにしてくださいね。

6.まとめ

本記事では、紅花油の特徴や効能、危険性について詳しく解説し、さらに、ハイオレイックタイプの紅花油のおすすめ商品についても紹介しました。

紅花油には、下記のような効能がありますが、ハイリノールタイプの紅花油は、オメガ6系脂肪酸(リノール酸)の過剰摂取の危険性が問題視されているのでおすすめできません。

  • 皮膚炎の予防(リノール酸)
  • 動脈硬化の促進に影響のある悪玉コレステロール濃度のみを減らす(リノール酸、オレイン酸)
  • 酸化防止作用により細胞のダメージを予防(ビタミンE)
  • 免疫機能を高めるサポート(ビタミンE)
  • 血管拡張を促し、血管内で血液が凝固するのを予防(ビタミンE)

そのため、オメガ6系脂肪酸(リノール酸)の過剰摂取の危険性を回避するために、リノール酸の含有量を大幅に抑えたハイオレックタイプの紅花油を使うことをおすすめします。

特に、日々の調理にも安心して利用できるおすすめ商品は、創健社の『べに花 一番高オレイン酸』です。紅花油を購入することを考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。