ケニアコーヒー豆の香味はフルーティ!世界中で称賛される3つの理由

ケニアアイキャッチ

きっと、あなたは店頭やネットでケニアのコーヒーを見かけ、「ケニアのコーヒー豆ってどんな味なんだろう?どうやって作られてるんだろう?」と気になっているのではないでしょうか。

アフリカのコーヒー豆の中でも、ケニアは世界で最高峰のコーヒー豆を生産する国のひとつです。

もし、あなたがケニアのコーヒー豆について良く知らない・・・というのなら、ぜひこの記事を読んでからケニアのコーヒーを飲んでみてください!

ケニアコーヒーの最大の特徴は、焙煎により移り変わるフルーティーな豊かな酸味です。
焙煎度合いを変えることで、柑橘系の爽やかな酸味からベリー系の甘みのある酸味まで、様々な表情を見せてくれます。
さらに、国を挙げてのコーヒーへの品質管理体制がもたらす、ケニアならではのクオリティの高さも見逃せません。

この記事では、ケニアのコーヒー豆が世界中で高く評価される理由や風味の特徴について、それを生み出す歴史や生産背景を交えてお話していきます。
また、私たちが厳選したケニアコーヒー豆もご紹介します。

この記事を読めば、きっとすぐにでもケニアコーヒー豆を飲んでみたくなるはず。
ケニアコーヒーの魅力を知り、より毎日に彩りを添えるようなコーヒータイムを送っていただければ嬉しいです。

1 ケニアは焙煎で柑橘系もベリー系も楽しめる

コーヒー豆

ケニアは赤道直下に位置する東アフリカの国です。
暑そうなイメージがありますが、コーヒー栽培に最適な過ごしやすい気候と標高1,700m以上の地形を持っています。
ケニアのコーヒー豆は元々ヨーロッパでは最高品質のコーヒーとして扱われており、ここ近年のコーヒーブームで世界でも人気のある高級コーヒーの1つとして知られるようになりました。

ケニアのコーヒー味の特徴はフルーツのような爽やかな酸味と甘味にあります。
それでいて、しっかりとコクもあるので非常にバランスのとれた味です。

そしてケニアコーヒーの最も面白いところは、焙煎による柑橘系からベリー系へと変化する酸味

「ケニア=酸味」という印象があるかもしれませんが、焙煎を深くすることで、濃厚なカシスのような果実の甘味やコクも感じることができます。

あわせて読みたい
そもそもの焙煎の違いを知りたいと人はこちらの記事「【コーヒー豆8焙煎を全部飲んでみた!】味・色・香りを徹底まとめ」をどうぞ。

さっそく、焙煎によってどんな味の違いがあるのか見ていきましょう。

1-1 浅煎りで淹れると柑橘系のフルーティーな風味

柑橘フルーツ

浅煎り~中浅煎りくらいの焙煎具合だと、まるでオレンジやグレープフルーツのようなスッキリとした爽やかな柑橘系の酸味がはっきりと感じられ、後味もあっさりとしています。

明るい酸味と表現するのがふさわしく、フルーツジュースを飲んでいるかのような爽やかさがあります。
口に含んだ時に、酸味が甘味へと変化し、とても上品な風味です。

フルーティーな味が好き、あっさり系が良いという方は、ケニアの柑橘系の酸味をよく引き出せる、浅煎りがおすすめです。

1-2 中~深煎りにするとカシスのような甘みと力強いコク

カシス

焙煎を中煎り~深煎りにすることで、カシスのような優しくも濃厚な酸味と甘味が出てきます。

普通なら焙煎度を深くすると、甘味やコク・苦味が増して、豆の特徴が弱まります。
しかし、ケニアは深煎りにしても豆の特徴である酸味が消えません。
まるでフルーツが熟してくように、爽やかな酸味から濃厚な果実の甘さある酸味へと変貌を遂げるのです。

鼻に抜ける香りの余韻も長く、まったりしたい時には中~深煎りがおすすめです。

焙煎で同じ豆とは思えないくらい風味が変わってくるのできっと驚くはずです。
全然違った風味を楽しむことができるのはケニアならではなので、焙煎度の違うケニアを比較しても面白いかと思います!

ケニアを買う時は是非焙煎度にも注目して選んでみてくださいね。

2 ケニアコーヒーが世界中で称賛される3つの理由

フルーティな甘い酸味と深いコクを持つケニアコーヒーですが、ケニアのコーヒー豆が世界中で高く評価されるのには3つの理由があります。

① 手摘みだからこそ、「完熟した」コーヒーの実だけを収穫できるから
② 国で品質管理されており、本来の味が引き立つ極上豆のみが生まれるから
③ ケニア特有の果実味溢れる甘さを引き出す乾燥方法を採用しているから

ケニアコーヒーの歴史は意外と浅く、当時はケニアのコーヒーはそんなに注目されていませんでした。
今は日本やヨーロッパで大人気なのにちょっと意外ですよね!

加えて、ケニアコーヒーはかなり稀少なブランドの一つです。
ケニアの生産量は全世界で作られているコーヒー豆のわずか0.44%※1です。
これは、ケニアコーヒーが量よりも質を重視したコーヒーづくりに重きを置いているからです。
ケニアのコーヒー豆の歴史や生産背景を絡めながら、その秘密に迫っていきましょう。

参考
※1 FAO(Food and Agriculture Organization)世界のコーヒー豆 生産量 国別ランキング・推移2017年の資料

コーヒー栽培に最適なケニアの土壌

ケニアはコーヒー豆がよく育つ環境が整っていると言えます。

コーヒー豆を栽培するためには、下記の4つが必要不可欠です。
・適度に雨が降る(降水量)
・日当たりが良い(日照量)
・1年を通して温暖(気温)
・植物が良く育つ、水はけがよく、少し酸性の土(土壌)
ケニアはこの全てを満たしています。

この中でも特に注目したいのが、「土」です。
ケニアの土壌は火山質で、水はけがよく、粘土が混ざるところは保水力があり、養分や微生物に恵まれています。そのため、ケニアのコーヒー豆は他国と比べ、ケニアの広大な大地を思わせる豊かな香りと味がすると言われています。

2-1 ①手摘みだからこそ、真っ赤に「完熟」したコーヒーの実だけが収穫される

手摘み

ケニアコーヒーは手摘み収穫だからこそ、真っ赤な「完熟」したコーヒーの実※だけを集めることができ、それによって、ケニア特有のフルーツ感を楽しむことができます。
※コーヒーチェリーとも言い、コーヒーの実の中にある種がコーヒー豆になる

そもそも、コーヒー豆の美味しさを最大限に引き出すには、「完熟したコーヒーの実」が重要です。
それは、完熟ではないコーヒーの実が混じっていると、豆本来の風味の邪魔をしてしまうからです。

未熟や未完熟の実からできたコーヒーは渋みやえぐみなどが出てしまい、甘みが少ない酸っぱいコーヒーになってしまいます。
また、コーヒーの実は熟しすぎてもダメです。熟しすぎた実からできたコーヒー豆はジャガイモのような発酵臭の原因に繋がります。

しかし、ケニアコーヒー豆は手摘みだからこそ、最適な熟度のコーヒーの実だけが採取されます。
それは手摘みの場合、コーヒーの実が的確な熟度であるか1粒1粒を判断しながら採取することができるからです。
機械で収穫する方法もありますが、一気に収穫できるので効率的である反面、どうしても未熟なコーヒーの実が混ざってしまい、出したくない味が出てしまいます。

つまり、ケニアコーヒーはベストな完熟度合いのコーヒーの実だけを集めることができるので、豆そのものが持つ、ケニア特有のフルーツのようなフレッシュな酸味や甘味と香りを楽しむことができるのです。

2-2 ②国で品質管理されているから、本来の味が引き立つ極上豆のみが生まれる

ケニアでは、国がコーヒー産業をバックアップしているので、特上クラスの豆のみが生まれる体制が整っています。

ケニアでは最先端の農技術や研究を活かしたコーヒーづくりが発展していきました。
それは、2つのコーヒーの専門機関ができたからです。
・コーヒー局 …コーヒー豆の格付けなど推進する、コーヒー業界の中心的な存在の機関
・コーヒー研究財団…より多くのコーヒーを収穫できるよう、環境に適した品種を開発する、コーヒーの最高機関と称される1つ

これらの機関ができたことで、ケニアコーヒーの出荷額はこれまでの約5倍以上増えました。※2
こうしてヨーロッパを中心に人気に火が付き、ケニアのコーヒー産業は一気に加速していったのです。
その結果、ケニアは世界でも指折りのハイクオリティコーヒーの産地となりました。

近年の気候変動によって干ばつが起こったり、長雨が続いたりコーヒーの生産が不安定になってきています。
ですが、今も昔から変わらぬ姿勢でコーヒー栽培に取り組んでいます。
そういった、より良くしたいというケニアスピリッツこそが、根強い人気に繋がるのかもしれませんね。

参考
※2 農林水産政策研究所|プロジェクト研究 [主要国農業戦略横断・総合] 研究資料 第4号(2017.3) 第6章 アフリカ(ケニア)-小農による食料増産に向けた取組-

2-2-1 ケニア全土にコーヒーを広めるきっかけになった独自の品種を開発

コーヒー栽培に適した土地柄であるケニアですが、決してコーヒー作りは平坦なものではありませんでした。
それは、干ばつやコーヒーがうまく育たない地域もあり、生産量が安定しなかったからです。

しかし、ケニアでは新たな品種が開発されたことで、ケニア全土にコーヒー栽培が広まることになります。
その大役を買ったのが、「コーヒー研究財団」です。

コーヒー研究財団では、世界中からコーヒー豆を集め、様々な掛け合わせの中から、ケニア独自の品種を生み出しました。

そこで生まれたのが、「SL種」。
SL種はケニアの環境に適応した品種で、2つが主流です。
・SL-28…乾燥に強い品種なため、干ばつのある地域でも育てることができる
・SL-34…激しい雨に強く、どこでも育てることができるため、育てにくかった地域でも安定して生産できる
どちらの品種も豊かな香りとケニアらしい味を楽しめ、大粒で揃った豆であるのが特徴です。

その結果、ケニアコーヒーの収穫量が上がり、ケニアはコーヒーの国の一つになることができました。

ちなみにSLとは、コーヒー研究財団の前身である、スコット研究所(Scott Laboratories)の頭文字からとっており、28番目と34番目に作られた品種を意味しています。
SL種は40種以上研究され、血のにじむような試行錯誤を繰り返しながら、今のケニアコーヒーになっていったのです。

ケニアを堪能するならスペシャルティコーヒーの「SL種」がおすすめ

ケニアの独特の風味をしっかりと感じたい人は、スペシャルティコーヒーがおすすめです。
それは、スペシャルティコーヒーには品種がしっかりと明記されているからです。

スペシャルティコーヒーとは、生産者や品種の情報がはっきり明記されたコーヒーです。

通常、多くのコーヒーは品種までが提示されていないケースが多くあります。
この場合、色んな品種が混ざっていることが考えられるので、ケニア独特の味や香りを堪能したい方はまず、品種が明記されているものを選ぶことをおすすめします。

さらにその時、「SL」品種であることを確認することがポイントです。
それはSL種の方がケニアならではの風味を感じることができるからです。

最近ではサビ病などに耐性のある、Ruiru11(ルイル)という品種も栽培されています。
ルイルは収穫量が多い反面、ケニア特有の香味がSL種に比べると弱いです。

2-2-2 コーヒー局が設定する最高峰のケニアコーヒー豆が日本に集結する

日本ではどこにいても常に美味しいケニアコーヒーを楽しむことができます。
それは、日本で買うケニアコーヒーの多くはトップレベルのグレードが集まるからです。

専門店に行くと「ケニアAA」とか「ケニアAB」と書いてある商品があったりします。
この「AA」や「AB」というアルファベットは豆のグレードを表しており、国が運営している「コーヒー局」で設定されています。

ちなみにケニアのグレードは豆の大きさで決められます。
ケニアAAはケニアの中で1番大きいサイズを示し、世界中で高値で取引され、AAやABは店頭で100gあたり500円~900円程で販売されます。

等級基準
AA7.2mm以上の大きい豆
AB6.8mm以上の豆「A」と6.2mm以上の豆「B」が混ざったもの
C6.2mm以上の豆「B」より小さい豆
PB丸豆
TT「AA」「AB」のスクリーンサイズの豆のうち、風圧で選り分けられた軽い豆
T「C」のスクリーンサイズの豆のうち、風圧で選り分けられた軽い豆

コーヒー豆のサイズを同じものを揃えることで、味のブレが生じにくくなり、またバイヤーや消費者などの第三者に明確に基準が分かるようになっているのです。

2-3 ③ケニア特有の果実味溢れる甘さを引き出す乾燥方法を採用

コーヒー豆乾燥

ケニアコーヒーには特殊な乾燥方法が採用されています。
なぜなら、この乾燥方法を使うことで、クリアで力強く複雑な甘みを表現することができるからです。

その方法を「アフリカンベッド」言います。
東アフリカで独自に開発されたこの方法は、ネットが張った棚を使って、太陽と自然の風の力によってゆっくりと乾燥していきます。

このアフリカンベッドを使うメリットは2つあります。
①狭い土地を活かしながら、安定して乾燥できる
下からも風が通ることによって風通しが良いため、地面に置いて乾燥させるより乾燥がより安定する。
②衛生的
地面に置くと土の埃や不純物が混ざる可能性があるが、網の上で干されるので衛生的。

一方で、アフリカンベッドは通常の乾燥時間よりも長く、コーヒー豆をかき混ぜ続けなければなく、時間と手間がかかる方法でもあります。

一般的には、コンクリートやレンガなどでできている「パティオ」と呼ばれる広場にコーヒーを広げて乾燥されることが多いのですが、最近では豆本来の魅力を引き立たせることができると、アフリカンベッドを導入する国もあるようです。

サードウェーブで再評価、ケニアはもっと有名に

 

サードウェーブ

ユニークなケニアコーヒーが生まれる背景には、語っておかなければならないことがもう1つあります。
それは、「サードウェーブコーヒー」というコーヒーの新しい文化についてです。
おしゃカフェのコーヒーかなと筆者もはじめ思っていたのですが、実はそうではありません。

このサードウェーブコーヒーの取組みにより、元々品質の高かったケニアは最注目され、ケニアコーヒー人気は不動のものになりました。

サードウェーブコーヒーとは、簡単に言うとコーヒー農園の人たちを守る取組みのことです。
つまり、「良いコーヒーに対し、価値に見合った価格で取引してこうよ!」という流れを言います。

毎日何気なく飲んでいるコーヒーですが、何百万というコーヒー農家が破産に追い込まれている現実を皆さんはご存知でしたか?※3

サードウェーブコーヒーの最大のメリットは、コーヒー農家の方たちに仕事に見合ったお金が入ることです。
これまでのコーヒー業界は、質よりも価格が重視されていました。
そのためコーヒー農園は仲介人に買い叩かれ、コーヒー農家にはお金が入らないのが普通でした。
しかし、サードウェーブコーヒーの流れで、この仲介人をなくすことができたため、今まで打撃を受けてきたコーヒー農園の人たちを救うことに繋がりました。

美味しい1杯のコーヒーの向こう側も笑顔になれるこの取組みが、もっと広がって行けば良いなと筆者は感じます。

参考
※3 マーク・フランシス、ニック・フランシス「おいしいコーヒーの真実」

3【ケニアの真骨頂】コーヒーの世界感が変わる1杯をご紹介

ケニアコーヒー紹介

この章では、私たちが厳選したケニアのコーヒー豆をご紹介します。

これからご紹介するコーヒー豆の特徴は、ケニアコーヒーらしさを最も感じることができることです。

それには4つの理由があります。
・他の追随を許さないほどの味を表現するファクトリー
・手摘みで採れた完熟チェリーを使用
・熟れたカシスのような風味を楽しめるSL種を使用
・クリアな味を堪能できる、市場に5%しか出回らない稀少な豆を使用

それでは、なぜこのケニアコーヒーがおすすめなのか解説していきます!

3-1 他国の追随を許さないほどの味を表現するファクトリー

数ある農園の中でも、この農園で作られたコーヒーは別格でした。
今まで飲んできた歴代コーヒーの1、2を争う美味しさで、自信を持ってご紹介したいコーヒーの1つです。

その農園こそが「マゴマノファクトリー」。
マゴマノファクトリーは首都のナイロビの北部のキアンブ地区にある、小さな農園です。

ちなみに、農園名の「マゴマノ」とは現地のキクユ語で 「集う」という意味だそうで、元々キクユ族の年長者たちが木の下に各地域から集まって会合を開いていたことから由来するそう。

伝統は革新から誕生すると言いますが、この農園からできたコーヒーは細やかな革新の連続から醸し出され、ケニアの歴史を感じる深いコクと、濃厚なカシスのような優しい甘味が特徴のコーヒーです。

3-2 手摘みで採れたルビーのような完熟チェリーだからこそ成せる味わい

コーヒーチェリー

マゴマノファクトリーで収穫されるコーヒーチェリーはもちろん手摘みで採取されています。
ルビーのような完熟したコーヒーの実だけから作られます。

チェリーはその日のうちにファクトリーへ持ち込まれるので、新鮮なうちに処理が施されます。
さらにそこから未熟・過熟なチェリーが選別されることで、まるでルビーのような厳選された完熟チェリーのみが集められます。

チェリーは水で洗われ、実が剝がされたあと、水を切り、アフリカンベットによって爽やかな風に吹かれながら念入りに乾燥されます。

また、今回のケニアは特上クラスのAA、ABの豆を使用しているので、豆本来の美味しさを楽しむことができます。
細かい努力の積み重ねによって、マゴマノファクトリーのケニアは生み出されるのです。

3-3 熟れたカシスのような風味をより楽しめるSL種を使用

マゴマノファクトリーで作られたケニアは、豊潤な香りと味をより強く感じることができる「SL-28」「SL-34」品種を使用しています。
そのため、ケニアらしい独特なフルーティな酸味を楽しめ、焙煎を深くしても上品な酸味を楽しむことができます。

ケニアならではの風味をダイレクトに感じたいという方におすすめです。

3-4 クリアな味を堪能できる、市場に5%しか出回らない稀少な豆を使用

今回ご紹介するケニアは市場にはたった5%ほどしか出回らない貴重な「スペシャルティコーヒー」を使用しています。
そのため、雑味がなく、ケニアの素晴らしいフルーティな豊かな香りと味をクリアに感じることができます。

スペシャルティコーヒーとは生産者の情報がはっきりしており、プロがカップテストで味や香りを評価し、特徴的な風味や香りなどを感じることができるコーヒーです。

スペシャルティコーヒーは、完熟したコーヒーの実だけピックしたり、ハンドピックで何回も欠点豆を取り除いたりと、コーヒーを作る過程で骨が折れるような地道な作業の連続によって出来上がります。

3-5【実際に飲んでみた】濃厚な果実を思わせる優雅なコクと甘み

挽きたてコーヒー

焙煎度合い:深煎り
テイスト:カシスやダークチェリーような酸味
苦み ★★★☆☆
コク ★★★★☆
甘味 ★★★★☆
酸味 ★★☆☆☆

新島
新島

口に含んだ瞬間にコクのある苦味とともにカシスやダークチェリーのような優しい甘味ある酸味を感じます。

「ここにいます!」と主張するような酸味ではなく、苦味とコクに負けない上品な果実の味が優しく広がります。
バランスのとれた丁寧な仕事ぶりが味や香りに反映した極上の一杯です。
濃厚な味わいで満足感が得られるので、食後の1杯や、午後から仕事を頑張るぞという切り替えに良い1杯かなと思います。

 

飲めば「いつものコーヒーとちょっと違うぞ」と、一級品であることが感じられるので、少し気分を上げたいな、いつも頑張る自分を労わりたいなという時にもピッタリ。
ホットはもちろん、アイスコーヒーなどにしても豊かな果実の酸が感じられるので、飲みごたえあると思います。

 

生産者の方たちが愛情を注いで大切に育ててきたケニアの良さを最大限に活かした、深めの焙煎による素材本来の甘みを楽しんでいただけたら嬉しいです。

4 まとめ

ケニアコーヒーのおさらいです。
【ケニアの味の特徴】
・ケニアの1番の特徴は焙煎で移り変わるフルーティな酸味
・浅煎りで柑橘系の爽やかな酸味が引き立つ
・中~深煎りでベリー系の甘みのある酸味と力強いコクが顔を出す

また、ケニアでは国によるコーヒーの徹底した品質管理体制が整っているため、ケニアならではのハイクオリティなコーヒーが生まれます。

【ケニアが世界中で称賛される3つの理由】
① 手摘みだからこそ、真っ赤な「完熟した」コーヒーの実だけを収穫できるから
② 国で品質管理されており、本来の味が引き立つ極上豆のみが生まれるから
③ ケニア特有の果実味溢れる甘さを引き出す乾燥方法を採用しているから

ケニアのコーヒーの品質が高いのは農園の人々のたゆまぬ努力の賜物であることがご理解いただけたかと思います。この目には見えない品質管理によって、ケニアのコーヒーのあの爽やかなで優しいフルーティな上質な味に反映されていくのです。

また、よりケニアらしさを感じるコーヒーを飲んでみたいと思う人には、より厳しい基準をクリアしたスペシャルティコーヒーがおすすめです。
ぜひ、ケニアのコーヒー豆を実際に飲んでみて、丁寧に作られた背景を感じながらケニアコーヒーを堪能していただけたら嬉しいです。