コーヒーミルおすすめ7選!電動・手動をタイプ別に徹底まとめ

コーヒーミルとコーヒー豆

コーヒーミルを購入しようとしているそこのあなた。

コーヒーを豆から挽いて飲むことに目覚めたなら、これからあなたは劇的に美味しいおうちコーヒーを楽しめるでしょう!
知っている方も多いかと思いますが、挽きたてのコーヒーは味も香りも格段に良いです。

自宅コーヒーの味わいに大きな違いをもたらす、コーヒーミル。
しかし、一口にコーヒーミルと言っても、手動から電動、安いものから高価なもの、お洒落なデザインからシンプルなものと様々です。

「結局どのミルがいいのだろう?」
多くのコーヒー好きの方が直面するこの「コーヒーミルどうしよう問題」

もし、今までコーヒーを粉で買っていた人なら、はじめてのコーヒーミルには「小型電動タイプ」がおすすめです。
Melita メリタ 「ECG62-3W」

この記事では、その理由をお伝えしながら、【小型電動コーヒーミルのおすすめ3商品】をご紹介します。

きっとミルをお探しの方の中には、プロも愛用する本格的なミルを探している方や美味しい一杯のためにゴリゴリと自分の手でゆっくりと挽く時間が好きな方もいらっしゃるでしょう。

そこで、
一生もののプロも買う【電動ミル2商品】
じっくり楽しみたい方に【手動ミル2商品】
もあわせてお伝えします。

この記事を読めば、あなたにピッタリのコーヒーミルが必ず見つかるはず。
あなたのコーヒータイムをより豊かにする相棒を探しに行きましょう!

1 はじめてコーヒーミルを買う人に小型電動ミルがおすすめなワケ

コーヒー器具

この小型電動ミルでコーヒー人生がガラッと変わるので、はじめてコーヒーミルを買おうと悩んでいる方はこのタイプを買うことをおすすめします!

それは、元々粉で買っていた人にとって、簡単に楽に使い続けられる=習慣化しやすいというのがポイントになるからです。
正直なところ、美味しいコーヒーが飲みたいなら、「どんなミルで挽くか」ということよりも「挽きたてであること」の方が重要
極論になりますが、コーヒーミルに大きな差はないです。
厳密に言うとあるのですが、圧倒的に挽きたてかどうかの方が味わいや香りに大きく影響してきます。

ミルには大きく「手動」と「電動」の2種類あります。
毎日1杯以上飲むのであれば、電動ミルがおすすめ。
はじめて買うならマイナスポイントが少ない、小型コーヒーミルが総合的に考えると家庭用コーヒーミルに向いています。

コーヒーミルの比較

手挽きの方がゴリゴリ挽いている感があって、なんだか美味しそう!と思う方もいらっしゃるかと思います。
それこそが手挽きミルの醍醐味でもあり、毎日コーヒーを飲みたい人や忙しい人にとってハードルが高い部分でもあります。
手で挽くので、時間もかかるし、疲れてしまい、そのうち面倒になって、使わなくなってしまったなんてことも…!

また、高性能のミルを買えるならそれでも良いのですが、つくりが難しくお手入れしにくいものが多いです。
前回挽いた古いコーヒーの味が出てしまうので、はじめて買うなら掃除が簡単なものが理想的。

以上より、安価で手入れがしやすく毎日使いやすい小型電動ミルは総合的に考えるとファーストミルに向いています。

それではさっそく、おすすめの小型電動ミルをチェックしていきましょう!

2 【小型電動ミルおすすめ3選】Amazon売れ筋20製品から厳選

はじめてコーヒーミルを購入する方におすすめの小型電動タイプのミルを3つご紹介します。
Amazonの売れ筋20商品の中から「価格」と「手入れのしやすさ」を重視して厳選。

小型電動ミルおすすめ3選

どんな人に合っているのか、おすすめポイントを1つずつ確認していきましょう。

2-1 入門編にピッタリ!手軽にはじめたい人に、メリタ「ECG62-3W」

Melita メリタ 「ECG62-3W」

価格:2,980円(税込)
(2021年3月3日時点のAmazon価格)

コーヒーミル入門編にピッタリなのが、メリタの「ECG62-3W」
今まで粉で購入していたけど、豆から飲んでみたい!だけど、時間がないという方におすすめの1台です。

なんと言っても、価格の安さがポイント
安くてちゃんと挽けるの?と心配してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりと挽くことができるので安心して下さい!

片手に乗るほどコンパクトで、ボタンを押している時だけ動くシンプルな仕組み。
刃を見るとわかるのですが、ミキサーなどと同じ原理で刃を回転させ、その衝撃で豆を粉にしています。(刃がプロペラに似ているのでプロペラ式と呼ばれる)
使った後は、付属のハケやティッシュなどでササッと粉を落とすだけなので掃除が楽です。

プロペラ刃

難点をひとつあげるのならば、粒度が均一になりにくい点。
コーヒーの味が安定するので、なるべくコーヒーの粒は均一の方がいいです。

ただ、こちらの点はちょっとしたコツで少し改善することができます!
それは「2~3秒置きに止めてミルを上下に振る」
これを数回繰り返すだけで、そのまま挽くよりもムラができにくくなりますよ。

電動ミルを導入するだけで生活の質がぐっと上がるのを体感するのに、全く申し分ないコーヒーミルです。

2-2 使い勝手が良いのをお探しなら、ラッセルホブス「7660JP」

Russell Hobbs ラッセルホブス 「7660JP」価格:4,191円(税込)
(2021年3月3日時点のAmazon価格)

使いやすさ重視な方に持ってこいなのが、ラッセルホブス「7660JP」です。

このミルのおすすめポイントは、粉を受ける容器が取り外しできるという点。
そのため、フィルターに粉を移す際に、周りに粉がこぼれにくいです。

水洗いはできないですが、取り外しができることで、掃除するのも簡単。
一見大きそうな印象がありますが、分解することができるので、コンパクトに収納もできます

2-3 味にこだわりたい人向け、オーシャンリッチ「UQ-ORG1BL」

Oceanrich オーシャンリッチ「UQ-ORG1BL」価格:5,973円(税込)
(2021年3月3日時点のAmazon価格)

味にもこだわりたい人に持ってこいなのが、オーシャンリッチ「UQ-ORG1BL」
500mlのペットボトルとほぼ同じのコンパクトなサイズにもかかわらず、かなり性能がいいミルです。

このミルのおすすめポイントは、大きく2つ。
・充電式なので持ち運び可能
・5段階で粒度を引き分けられ、粒の大きさが安定している

コードレスなのでキッチン周りがすっきりするのはもちろん、職場や旅行先、アウトドアにもピッタリです。
充電式ってすぐに電源が落ちそうと心配になりますが、フル充電でおよそ20回分は使用できますよ!

小型のコーヒーミルで珍しいのがコーヒーの粒度が安定している点。
これはミルの刃がすりつぶされるような仕組み(臼式刃と呼ばれる)のため実現しています。

ただ、挽くのに時間がかかるのがネック。
2人分挽くのに4分弱ほどかかります。ですが、自動停止機能があるため、スイッチを押した後は別の作業をしていればそこまで気にならないかも。
ゆっくり挽かれるため、動作音もものすごく静かです。

また、粉受けがガラスの容器で、静電気が起きにくいのも嬉しいポイント。

もし仮に新しいミルに買い替える場合でもサブのミルにしやすいので、予算に少し余裕がある人にはおすすめの1つです!

3 こだわるなら「均一に挽ける刃」をチョイス

ここまで小型のミルをおすすめしてきましたが、中にはとことんコーヒーの味を追求したい方もいらっしゃるでしょう。

そんな方がコーヒーミルを買う時に注意したいのが「均一に挽ける切れ味の良い刃」を選ぶことです。
プロの方が特に気にするポイントでもあります。
もし、挽いたコーヒーの粒の大きさが違うと、コーヒー成分の溶け出す時間に差が出てしまうため、苦すぎたり、えぐみや雑味が出てしまうことも。

そのため、味わいを追求したい場合は、均一に挽ける切れ味の良い刃を選びましょう。

ちなみに、刃は下記の2つが均一に挽きやすいです。

刃の違い

  • ディスク刃…その名の通りディスクのような形、上下に重なり合った刃が豆を切り刻む構造
  • 臼式刃、コニカル刃(コーンが由来、円錐を意味する)…臼のようにすりつぶす

均一に挽けるミルほどものすごく高価。
なので、まずは安くて手入れが楽なものから試していくことをおすすめします。

ちなみに先ほどご紹介した小型電動ミルの中でオーシャンリッチは臼式刃で、これからご紹介するコーヒーミルの刃はディスク刃&臼式刃、コニカル刃のいずれかなので粒度が安定しています。

4 【電動】いいミルは一生もの!プロも買う2商品

1日何杯もコーヒーを飲む方、味を追求したい熱烈なコーヒー好きな方におすすめなのが、コーヒー豆が均一に挽けるタイプです。
これから紹介するミルは、Amazon好評4.5以上を誇る、業務用ミルの縮小版
プロも使う二大巨頭とも言われています。

【電動】いいミルは一生もの!プロも買う2商品

置くだけでカフェのようになるかっこよさがあって、テンションが上がるミルを徹底比較していきます!

4-1 家でのんびり美味しいコーヒーを楽しみたい方に、カリタ「NEXT G」

Kalita カリタ 「NEXT G」
価格:34,555円(税込)
(2021年3月3日時点のAmazon価格)

もし予算に余裕があるなら、家庭用コーヒーミルの中でダントツに選びたいのが、カリタ「NEXT G」

なんといっても、切れ味の良い刃を使用しており、粒度が均一に仕上がります。
静電気対策もバッチリで、粉が飛び散らない設計になっているので、ミルの周りに粉が散らばらないのも嬉しいです。

デメリットを強いてあげるのであれば、挽く速度がやや遅めなところでしょうか。
とは言え、1杯20~30秒ほどで挽き終わります。
しかし、だからこそ摩擦熱を加えずに挽くことができるため、風味や香りが落ちにくいというメリットもあります。

また、操作音も静かなのも◎

お店で飲むレベルのコーヒーをお家でまったり楽しめること間違いなしのアイテムです。

4-2 味や挽くスピードを重視したいなら、富士珈機「みるっこ」

富士珈機 「みるっこ R-220」
価格:55,000円(税込)
(2021年3月3日時点のAmazon価格)

とことん味を追求したい方におすすめしたいのが、富士珈機「みるっこDX」
価格は5.5万と家庭用ミルにしてはかなり高級ですが、みるっこを買って満足しない人がいないほどプロやコーヒー好きに愛され続けるミルです。

業務用焙煎機メーカー富士珈機が作った家庭用ミルで、「業務用としても使えます」と公式HPで言い切るほどのしっかりとしたつくりが特徴。

コーヒーに対するこだわりが強い方、いずれお店を開きたいという方にいいかもしれません。

粒度の均一性は天下一品
これでぐっとお店の味わいに近づくかと思います。
また、挽く時間が物凄く早く、1杯5秒ほど!

口コミでも多かったのが、挽いた時の粉の飛び散りが気になる点。
静電気で、受け缶や粉の噴出口に微粉が付着しやすいです。
しかし、自宅で喫茶店やコーヒーショップの味を再現できるので、その掃除の手間も許せると思う人が多いほど。

本気で美味しいコーヒーを自分で淹れたい方にピッタリです。

5 【手動】コーヒーをじっくり嗜むなら、厳選2商品

電動ミルの良さはわかったけど、ハンドルを回してゴリゴリ挽くあの感じを楽しみたいと思っている方に。
手動タイプのミルは休日にコーヒーを飲む人、コーヒーを挽く時間も含めてじっくりコーヒータイムを楽しみたい方に特におすすめです。

数ある手動ミルの中でも、おすすめの2つを紹介。
Amazonレビューの評価も高く、「価格」「性能」「使いやすいさ」の観点から厳選しています。

【手動】コーヒーをじっくり嗜むなら、厳選2商品

それでは、それぞれ確認していきましょう。

5-1 名品!日本で1番売れている、ハリオ「セラミックスリム MSS-1TB」

HARIO ハリオ 「セラミックスリム MSS-1TB」

価格:2,118円(税込)
(2021年3月3日時点のAmazon価格)

日本で1番売れているコーヒーミルで、一家に1台あってもいいのが、ハリオ「セラミックスリム MSS-1TB」
「安さ」「挽いている感を楽しめる」のが最大のポイントです。

2,000円でコーヒータイムをより豊かにできるアイテムなので持っていて損はないです。

当たり前ですが、手挽きなので電動に比べて時間はかかるものの、やはり自分でゴリゴリ挽いて、コーヒーの香ばしい香りに包まれるあの感じはまた格別。
くぼみがあり、握りやすいデザインになっています。

構造が簡単で、まるごと水洗いできるのが嬉しいです。

5-2 価格も性能も両立したい方に、タイムモア「C2」

TIMEMORE タイムモア 「C2」

価格:7,200円(税込)
(2021年3月3日時点のAmazon価格)

手頃な価格で味わいも追求したい方におすすめの手挽きミルが、タイムモア「C2」
少し背を伸ばせば届く価格と、なんと言っても挽き目の均一性に驚きます。
刃がステンレスでよく切れるために、この均一性が実現。
Amazonのレビュー中でも「すり潰すのではなく、切っている感じが手に伝わって来る」という方も。

ミルの表面がギザギザしているので、握った時に力を入れやすいです。
1杯挽くのに1分かからず、手挽きミルにしてはかなり早く挽けます。

分解しやすく、掃除もカンタンなため衛生的に保てるのが嬉しいポイント。

36段階の挽き目の調節ができるので、エスプレッソ~フレンチプレスまでどんな飲み方も楽しめます。

超高級!プロも認める電動レベルの手挽きミル

コーヒーミルの最高峰と称され、手挽きだけど電動ミル以上の性能を持つミルが存在します。
それが、ドイツのメーカー「Comandante(コマンダンテ)C40 MK3 ニトロブレード」です。

Comandante コマンダンテ 「C40 MK3 ニトロブレード」

価格:59,500円(税込)
(2021年3月3日時点のAmazon価格)

プロやコーヒー好きの方に根強い人気があり、その性能は家庭用電動ミルを超えて、50万円はする最高級の業務用ミルと同等と言われています。
ミクロン(0.001mm)単位で挽き目を調節でき、機械レベルの切れ味の良さがその所以です。

また、手動の最大のネックである「手が疲れる、時間がかかる」点が見事に解消されています。

価格は4万円程で、普通であれば、手動でこの価格?!と驚いてしまいそうですが、50万レベルのミルが数万で買えると思ったら安いのかもしれません。

注文が殺到し、製造が追いついてないため、現在は入荷待ちの状態が続いているようです。
どうしても試してみたいという方は、Amazonやフリマサイトをチェックしてみて下さい。

まとめ

おすすめのコーヒーミルについておさらいです。
はじめて買うなら「小型電動ミル」がおすすめ
→元々粉を買っていた人は、簡単に楽に使い続けられるというのが重要なポイントだから
→安価で手入れがしやすく毎日使いやすい

\はじめてコーヒーミルを購入する方に/
【おすすめの小型電動ミル3選】
メリタ「ECG62-3W」
ラッセルホブス「7660JP」
オーシャンリッチ「UQ-ORG1BL」

\味にこだわりたい方に/
【プロも買う本格派の電動ミル2選】
カリタ「NEXT G」
富士珈機「みるっこ」

\コーヒー豆を挽く時間も含めて楽しみたい方に/
【コーヒーをじっくり嗜む手動ミル2選】
ハリオ「セラミック スリム MSS-1TB」
タイムモア「C2」

コーヒーミルには様々な種類がありますが、それぞれの特徴を理解した上で、あなたにとってのベストパートナーが見つかれば幸いです!

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