アルカリ性食品一覧|アルカリ強度別、今日から簡単に摂り入れる方法

サラダを作る親子

「アルカリ性食品を日々の食事に摂り入れたいけど、どの食品がアルカリ性食品なのか分からない

という人に向けてアルカリ性食品の一覧を紹介します。

食品は大きく分けて、アルカリ性食品酸性食品かに分類できますが、アルカリ性食品とは、具体的には野菜や果物、海藻類や豆類などのことです。

肉や魚、米などの酸性食品中心の食生活を送る現代では、アルカリ性食品を積極的に摂ることによって、食事バランスを整えることができるといわれています。

本記事では、アルカリ性食品の一覧表をアルカリ強度が分かる形で紹介し、アルカリ性食品を忙しい日々の中でも簡単に摂る方法についてお伝えします。

また、アルカリ性食品は酸性食品とバランスよく摂ることが大切であるため、酸性食品一覧についても強度が分かる形で紹介しています。

本記事を読めば、どんな食品がアルカリ性食品なのかが簡単に理解でき、アルカリ性食品を今日からでも摂り入れられるようになりますよ。

1.アルカリ性食品の一覧表

鮮やかな食材

アルカリ性食品一覧表は下記の通りです。

食品100グラムを燃やした灰を水溶液に混ぜ、phを測定した結果をもとに一覧表を作成しています。食品を燃やすのは、体内の代謝と同じ状況を作り上げるためです。

<アルカリ性食品一覧表>

アルカリ性食品一覧表

参考:アルカリ性食品の効用(女子栄養大学出版部 編)

肉や魚、米といった酸性食品に偏った食生活を送っているという人は、上記アルカリ性食品一覧を参考に、アルカリ性食品を積極的に日々の食事に摂り入れてみましょう。

ただ、アルカリ性食品だけ摂れば良く、酸性食品は摂らなくていいという訳ではなく、アルカリ性食品も酸性食品もバランスよく摂取することが大切です。

次章には、参考までに酸性食品の一覧表を掲載しました。日々の食事の中で、アルカリ性食品と酸性食品のバランスを考える際にぜひ活用してみてくださいね。

2.酸性食品の一覧表

肉や魚

酸性食品一覧表は下記の通りです。

<酸性食品一覧表>

酸性食品一覧表

参考:アルカリ性食品の効用(女子栄養大学出版部 編)

アルカリ性食品と酸性食品の一覧表をチェックしてみると、「普段の食生活が酸性食品に偏っている」と感じた人も多いでしょう。

そのような人はアルカリ性食品の一覧表を確認しながら、普段の食事の中にアルカリ性食品を増やすことを意識してみてください。

ただし、アルカリ強度や酸性強度は土壌や栽培方法によって変化するため、神経質になることに意味はありません。

上記アルカリ性食品と酸性食品の一覧表を目安として双方をバランスよく摂取することが大切なのです。

3.アルカリ性食品を簡単に摂る方法

バランスの整った朝ごはんを食す家族

日々の食事の中にアルカリ性食品を増やすことが大切と分かっていても、

「手間をかけて料理を作る時間がなく、アルカリ性食品を摂り入れるのが難しい

と悩み、なかなか行動に移せないという人もいるでしょう。

そこで、ここからは、アルカリ性食品を簡単に摂る方法についてお伝えします。手間をかけずに簡単に、日々の食事の中にアルカリ性食品を摂り入れる方法をまとめました。

3-1.今までの食事をベースにしてアルカリ性食品を摂取

健康的な生活を送るためにアルカリ性食品を多く摂取することを目指していても、今までの食事内容をガラリと変えることは手間がかかり、なかなか続けるのが難しいです。

そのため、まずは今までの食事をベースにし、アルカリ性食品を一品だけ加えることを考えてみましょう。

例えば、下記のような形であれば、忙しい中でもアルカリ性食品の量を増やせます。

◎味噌汁にとろろ昆布や乾燥わかめを加える
◎レタスときゅうりのサラダなど加熱がいらない一品を加える
◎おやつにバナナやりんごを食べる
◎とろみ付けや唐揚げの衣に利用する片栗粉の一部をこんにゃく粉にする
◎お弁当の卵焼きにほうれん草やきのこを加える
◎サラダやご飯に大豆を加える
◎袋野菜を利用する

上記を参考にして、まずは今の食事をベースにアルカリ性食品の量を少しずつ増やしていきましょう。

3-2.冷凍野菜や冷凍きのこを利用してお手軽にアルカリ性食品を摂取

ジップロックに入ったきのこ

野菜やきのこを冷凍しておくと料理の手間が省け、アルカリ性食品を摂り入れやすくなります。

ほとんどの野菜やきのこは切ってジップロックなどに入れれば冷凍でき、3週間程度は持つため色々な料理に便利に使えます。

食品

冷凍方法

保存期間目安

おすすめ料理

ほうれん草
レタス
小松菜
水菜
三つ葉

3㎝程度にカットして保存袋に入れる(レタスはちぎって)

3週間程度

スープやお浸し、炒め物に利用可

 

里芋
にんじん
じゃがいも 

皮をむいて輪切りにして保存袋に入れる(じゃがいもは水にさらしてアク抜きをしてから)

3週間程度

煮物や炒め物、炊き込みご飯に利用可

 

しいたけ

石づきと軸をとって丸ごと保存袋に入れる

1ヶ月程度

鍋やスープに利用可

 

例えば、下記のように冷凍した野菜やきのこを活用してみましょう。

◎冷凍したほうれん草やきのこをサッとスープに加える
◎冷凍したほうれん草や水菜をレンジでチンしてお浸しとして食べる
◎冷凍した三つ葉を親子丼や味噌汁に加える
◎野菜炒めや豚汁に使う野菜を一緒に冷凍しておき、袋ごと使う

毎日バタバタと忙しく、アルカリ性食品を食事に加えるのが難しいという人は、事前に切って冷凍した野菜やきのこを活用することをおすすめします。

簡単にアルカリ性食品を増やすことができるので、ぜひ試してみてくださいね。

4.まとめ

本記事では、アルカリ性食品の一覧表と酸性食品の一覧表をそれぞれ強度が分かる形で紹介しました。

一覧表を参考に双方をバランスよく摂取するようにしてくださいね。

また、日々の食事で不足しがちなアルカリ性食品を簡単に摂取する方法としては、下記の2つを紹介しました。

◎今までの食事をベースにしてアルカリ性食品を摂取
◎冷凍野菜や冷凍きのこを利用してお手軽にアルカリ性食品を摂取

まずは、食事の中に少しずつでもいいのでアルカリ性食品を増やしていくことが大切です。今できることから行動に移していきましょう。

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